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麒麟がくる8話あらすじ、感想 帰蝶の決意と義龍(高政)の反発

2020 3/15

麒麟がくる8話のあらすじ、感想記事です。

斎藤道三(利政)と帰蝶の間に立たされた明智光秀は、織田信長に会いに行き、風変わりな信長に戸惑います。

帰蝶の輿入れまでの過程や輿入れに反対する斎藤義龍(高政)や国衆、その上に立つ土岐頼芸について。

また、齋藤義龍(高政)と母・深芳野の会話など見どころ満載の回です。

目次

光秀、信長に会う

天正17年(1548年)末頃、明智光秀(十兵衛)(長谷川博己)(敬称略)は尾張に居ました。

宿敵同士であった美濃と尾張が和議を結ぶ為、斎藤道三(利政)(本木雅弘)の娘・帰蝶と織田信秀の嫡男・信長の結婚話が持ち上がりました。

光秀は、道三に帰蝶(川口春奈)の説得を命じられ、一方の帰蝶からは嫁に出さないよう説得するように頼まれ…、板挟みになっていました。

そこで、織田信長(染谷将太)の人柄を調査するため、尾張を訪れたのでした。

 

早朝の海、朝靄の中から漁船が現れ、船首に仁王立ちしている人物が、浜に着くなり飛び降りてきました。

粗末な衣服と古びたはんてんを身につけていましたが、その人物こそ、織田信長でした。

信長はオオニベという大きな魚を担ぐと、浜にいた人達を引き連れ、光秀の前を通り過ぎていきました。

風変わりな信長が、光秀には異様に思えたようです。

そして信長は、大きな魚を包丁1つで裁き、1切れづつ1文(現在の価値で150円程)で売りました。

信長は市に持って行けば高く売れると言い、皆喜んで買っていきます。

信長は光秀に「お前は要らぬのか」と尋ねますが、光秀は買わないとジェスチャーで伝え、信長は去って行きました。

帰蝶の気持ちを知り動揺する駒

明智荘に帰蝶と駒(門脇麦)がいて話し込んでいます。

帰蝶は、幼い頃は泣き虫だったそうで、駒に6~7歳位の時のエピソードを語ります。

美濃は栗の産地で、「密漬けの栗」という保存食にもなる甘い食べ物があります。

その密漬けの栗を光秀にあげようと取っておいたのに、兄・義龍に食べられてしまい大泣きしたと言います。

そして、光秀に会った時に、そのことを話そうとしたら、涙が出てきてしまい、来るのが遅いと光秀に当たってしまったという話です。

その時の光秀の困った顔を思い出すと、笑ってしまうのだという帰蝶。

光秀に思いを寄せる駒は、子供の時から今も光秀のことが好きという帰蝶の気持ちを知り、内心、動揺します。

しかし、帰蝶は、光秀にその気が無いことが分かっていました。

光秀が嫁に行かせたくないと思うなら、尾張に調べに行かないだろうと考えていた為です。

なので、心配は不要であると駒に伝えましたが、駒は切なそうな様子で帰蝶を見るのでした。

輿入れを承諾する帰蝶

その後、光秀は明智荘に戻ってきますが、考え事があるようで屋敷に入りません。

光秀が丘で考え事をしていると、母・牧(石川さゆり)が現れ、光秀は本心を話出します。

光秀は織田信長に会ったものの、奇妙な人物だと感じていて、帰蝶の夫として相応しいのか迷いがありました。

すると牧は、夫・明智光綱を亡くした時のことを話出します。

夫を亡くし悲しみに暮れたそうですが、この変わらない風景を守ろう、この土地を守ることが残された者の使命だと思うようになったそうです。

そして牧は、大切なのは美濃の国であると言い、光秀に決断を促しました。

 

屋敷に戻った光秀は、帰蝶に会いに行きます。

尾張はどうだったかと問う帰蝶に、光秀は海が綺麗だったと答えると、帰蝶は沈黙の後に尾張に海を見に行こうかと、輿入れの決意をほのめかします。

ただ、光秀の口から、帰蝶の背中を押すという条件付きでした。

帰蝶は、光秀と結ばれないと分かり、光秀が背中を押してくれるなら、輿入れしようと決意したのでした。

光秀もこの婚儀は、帰蝶にとって幸せなのか分からずにいて、複雑でしたが気持ちを抑えて、輿入れをすすめます。

その言葉を聞いた帰蝶は、光秀が言うなら「是非もなかろう」と従う意向を示し、涙を流します。

画像織田信長と濃姫(帰蝶)の銅像

帰蝶と織田信長

 

帰蝶の決意に喜ぶ道三(利政)

場面は変わり稲葉山城。

光秀は叔父・明智光安(西村まさ彦)と共に、斎藤道三(利政)に帰蝶が輿入れに承諾したことを報告していました。

そのことを、大いに喜ぶ道三(利政)と光安ですが、光秀は全く嬉しそうではありません。

そして、道三(利政)は光秀に、尾張の信長がうつけ者という噂は本当かと尋ねます。

光秀は風変わりな印象を受けたものの、うつけ者かは判断出来かねると伝えます。

ですが、道三(利政)はどちらでも良いという感じです。

今まで手を焼いた織田信秀(高橋克典)は、病の為もう長くはありません。

噂では信長に家督を譲ったとも聞いていました。

信秀さえ没してくれれば、信長はどうとでもなると思っていました。

光秀は複雑な思いで道三(利政)の話を聞いていましたが、道三(利政)は輿入れすれば、血をながさずに海に近づけると喜び、光秀の手柄を称賛するのでした。

織田との和議に反対する義龍(高政)

ようやく縁談がまとまるかに思えましたが、この輿入れを阻止したいと考えていた人物がいました。

帰蝶の兄で、道三(利政)の長男・斎藤義龍(高政)(伊藤英明)です。

斎藤義龍(高政)は、明智荘にいた帰蝶を引き留めず、稲葉山城に帰した光秀に対し、裏切ったと光秀に腹を立てています。

そして斎藤義龍(高政)は、美濃の守護・土岐頼芸(とき よりのり)(尾美としのり)の元へ、光秀を連れて行きます。

美濃の事実上の支配者は、守護代・斎藤道三(高政)ですが、本来は守護・土岐家が美濃の主です。

美濃の大事に関わることを、道三(利政)の意見だけで決めることに、土岐頼芸は違和感を持っていました。

土岐頼芸は、光秀が2~3歳の頃、対面したそうですが、当然光秀は覚えていません。

土岐家は格式のある家柄の上、頼芸の好きな鷹狩りに光秀は詳しくなく、接点も少なかったそう。

頼芸は、道三(利政)に媚びを売る明智光安は嫌っていましたが、光秀は買っていました。

光秀の父・明智光綱を彷彿とさせる、土岐源氏の誇りを持った人物であると斎藤義龍から聞き及んでいました。

ですが頼芸は、織田信秀と結べば、強敵・今川義元(片岡愛之助)を敵に回してしまうと危惧していました。

それなのに、見込んでいた光秀が道三(利政)の命令とはいえ、帰蝶の輿入れの手助けをしたことを良く思っていませんでした。

斎藤義龍も織田家と手を結ぶべきでないと考えていて、光秀に今からでも輿入れを無くし、和議を結ばないよう動くよう言います。

 

土岐頼芸の欠伸と笑い

しかし、光秀は尾張の織田家との和議を、逃すべきでないと考えていました。

光秀は尾張に行き、尾張の豊かさを目の当たりにしました。

市場では珍しい物や諸国の産物が売られ、庶民も買って行く。

また、尾張から他国へ運ぶ商いも盛んで、豊かな尾張と戦をしても、美濃は勝てないかもしれないと考えるようになっていました。

それならば、織田家と結び、美濃焼、美濃和紙など美濃の名産品を尾張で売り、諸国に運んで美濃を豊にすれば良いと思っていました。

今川義元も尾張の魅力に気が付き手に入れたいのだろうと考え、この機会を逃すべきでないと訴えます。

齋藤義龍(高政)は、それは戯言、尾張の守護は斯波家であり、斯波家の家臣の織田家と和議を結ぶのは馬鹿げていると険しい顔をし、土岐頼芸に同意を求めます。

ですが土岐頼芸は、大きな欠伸をした後、鷹狩りで疲れたと言います。

そして、斎藤義龍(高政)が激しい剣幕で引き留めましたが、土岐頼芸はその場を去ってしまいました。

通路に出たところで、稲葉良通(村田雄浩)が、光秀の始末をどうするか土岐頼芸に尋ねます。

頼芸は、もし光秀を亡き者にすれば、斎藤道三(利政)が黙っていないだろうと言い、今、道三(利政)と戦っても勝てないから、光秀のことは放っておいて、様子見すると言います。

また土岐頼芸は、織田信秀が病を得ている上に、嫡男・信長はうつけ者であると耳にしていました。

その上、帰蝶の性格上、嫁いでも1~2年しか持たないとも思っていて、薄気味悪く笑い、その場を去りました。

光秀は斎藤義龍(高政)の意見にも理解を示した上で、謝罪しますが義龍(高政)は光秀に帰るよう怒鳴りつけます。

母・深芳野に問う斎藤義龍(高政)

場面は変わって、斎藤義龍(高政)は屋敷で、母の深芳野(みよしの)(南果歩)に、土岐頼芸が途中で帰ってしまったことを話ています。

斎藤義龍(高政)は、美濃や土岐家のことを思えば、織田家との和議は受け入れられないものであると、国衆の前でハッキリさせたかったと言い落胆しています。

深芳野は、土岐頼芸は義龍の思いは理解しながらも、斎藤道三(利政)に歯向かえば、亡き者にされると恐れているのではないかと言います。

齋藤義龍(高政)は、お金のことばかり下劣な斎藤道三(利政)が、そんなに怖いのかと言い放ちます。

深芳野は、自分の父ではないかと叱りつけますが、あれが父親なものか、私の父は頼芸ではないかと問います。

深芳野は、斎藤道三の側室になる前は、土岐頼芸のお気に入りのでした。

なので、齋藤義龍(高政)は、自身の出自に疑問を持っていたし、頼芸から我が子と思っているとも言われていました。

それで満足なら、そう思っても良いが、美濃の守護・土岐頼芸の子供という立場を盾にして、斎藤道三(利政)に立ち向かうことがないように、強い口調で言います。

そして、いずれ家督を譲られるまでの我慢だと、義龍(高政)を諭すのでした。

 

光秀は帰蝶が大好きだった!?

光秀が屋敷に戻ると、駒が明日、京へ帰るので宴を開催していると言い、藤田伝五(徳重聡)も駆けつけていました。

そして、光秀が部屋に入ると、駒が扇子を手に踊りを披露しています。

その後、光秀と駒が二人で話しています。

光秀の母・牧から、はなむけに扇子を譲られたそうで、明智家の家紋・桔梗紋が入った扇子でした。

画像桔梗紋

桔梗紋

光秀は、父・明智光綱の形見の扇子で、母の感謝の印だろうと言い、駒は一生の宝物にすると扇子を大事そうに持っていました。

翌朝、駒を見送る為、光秀が二人で歩いています。

しかし、駒は光秀と別れるのが辛くなるから、見送りは不要であると思っていました。

見送りはここまででと言う駒に、光秀は峠道まで見送ると言い見送ります。

そして、峠道まで来たところで、駒は光秀に尋ねます。

帰蝶が稲葉山城へ戻る時、光秀は見送りをしませんでしたが、でも本当は帰蝶を見送りたかったのではないかと言うのです。

本当は、帰蝶を遠くへ行かせたくなく、大好きだから、見送りをしなかったのではないかと問います。

光秀は少し考えた後に、光秀はそうかもしれないと言います。

その言葉を聞いた駒は、目を潤ませながら笑顔で光秀と別れました。

尾張に忍び寄る不穏な空気

天文18年(1549年)、帰蝶は織田信長に輿入れします。

美濃・斎藤家、尾張・織田家の和睦の話が持ち上がってから、わずか2ヶ月後という慌ただしい輿入れになりました。

その頃、駿河の今川義元の館には、松平広忠(浅利陽介)が居ました。

松平広忠は、竹千代(徳川家康)の父ですが、当時は強敵に囲まれた弱小勢力、今川義元の援護を受けて、義元に従っていました。

また、三河の松平家と尾張の織田家は、領土が接していて、織田家から切り崩しにあっていました。

その織田家と隣接する美濃の斎藤家が、和議を結んだことは、松平家にとっては見過ごせない事態でした。

そこで、今川義元に呼び出され参上し、今川家重臣・太原雪斎(伊吹吾郎)を交えて、今後について話していました。

織田家に煮え湯を飲まされ続けた松平家の攻め時は、今であると太原雪斎に助言されます

そして、今川義元が手を貸すと言い、松平家は織田家と戦をすることになりました。

 

信長と帰蝶の祝言

その頃、尾張の那古野城では、信長と帰蝶の祝言が行われようとしていました。

しかし、帰蝶一人待たされ、信長は居ません。

そこへ、織田家の重臣で、信長の傅役(もりやく)でもある平手政秀(上杉祥三)がやって来て、信長の所在がわからないと帰蝶に打ち明けます。

帰蝶は信長は忘れてしまったのかと尋ね、平手政秀は否定しつつ、信長を探しに慌ただしく戻っていきました。

麒麟がくる8話の感想

麒麟がくるの織田信長は、信長っぽくなくて庶民的な感じもしますね。

しかし、若い頃の信長の本当の姿は、こうかもしれませんね。

新しい信長像が楽しみです。

また、この優しい眼差しの信長から、どのように狂気的な姿が醸成されていくのでしょうか。

 

凛とした川口さんの帰蝶は、素敵だなと思います。

光秀に思いが届かないことが分かり、嫁ぐ決心をする帰蝶、なんだか切ないですね。

本当は、輿入れを止めて欲しかったでしょうね。

その上、織田に不穏な動きがあれば、道三に報告するという事実上のスパイの役目も担っていたと史実では云われています。

よく語られる逸話では、帰蝶が美濃を出る時に、道三から短刀を渡されます。

信長が本当にうつけ者なら、信長を始末するよう言われたのに、この短刀で父上(道三)を刺すかもしれないと帰蝶は返事をするという話です。

麒麟がくるでは、そのシーンはなかったですね。

今後、短刀は出てくるのでしょうか。

 

また、光秀も帰蝶が好きだったのは、意外でした。

以前、帰蝶に憧れる光秀という描かれ方のフィクションもありましたが。

長谷川さん演じる光秀は、その様に感じませんでしたが…、帰蝶のことは辛くて見送れなかったんですね。

光秀は、家臣という立場ですので、光秀は平静を装っていたのでしょうか。

 

また、祝言に信長が居ないという…展開。

帰蝶がくるのを失念したのでしょうか。

普通の女の子なら、ショックを受けるところでしょうけど、帰蝶はニコッとしてましたね。

まるで、信長に受けて立とうという、この状況を逆に面白がっているように見えました。

信長と帰蝶夫婦の今後も楽しみですが、光秀の奥さんになる煕子もそろそろ登場するそうで楽しみにしています。

 

また、斎藤義龍は、怒っているのが伝わってきて怖かったでうね。

土岐頼芸は、自分を父かもしれないと思っている斎藤義龍を利用し、ぶつかってきたら、ヒラリとかわす…ずる賢さが描かれていると思います。

この後に起きる義龍と道三との対立は、土岐頼芸が焚きつけたものということですね。

頼芸実父説は、史実で認められているわけではありませんが、斎藤義龍と斎藤道三の対立は、このように段々溝ができたのかなと思いました。

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