麒麟がくる19話あらすじ、感想 義龍(高政)との別れと信長襲撃計画

麒麟がくる19話あらすじ、感想の記事です。

朝倉義景の使者として京へ赴き、足利義輝、細川藤孝、三淵藤英と再会し、二条家に行くことになった明智光秀。

そこで、かつての友・斎藤義龍(高政)と再会します。

義龍(高政)が織田信長を襲撃する計画があるという噂を聞きつけた光秀は、松永久秀と共に阻止しようとします。

目次

悲嘆に暮れる土田御前

永禄元年(1558年)秋、病気を装った織田信長(染谷将太さん)は、弟・信勝(木村了さん)を清州城におびき寄せました。

信勝は信長の病を案じ、霊験あらたかな湧き水を手土産として、信長に差し出します。

しかし、が入っていることに気が付いた信長は、涙を流します。

母・土田御前(檀れいさん)を悲しませたくない信長は、母の願いを聞き入れ、信勝の謀反を許した過去がありました。

母の為に、信勝を滅ぼすことはしたくなかった信長ですが、二度目の謀反を起こした信勝に、毒入りの水を飲むことを強要したのです。

兄・信長の殺気に信勝は怯え、命乞いをしますが、毒を服し息絶えました。

土田御前は、変わり果てた信勝の姿を見て悲しみ、沢山の涙を流していました。

土田御前は、胸騒ぎがしていましたが、待女からの一報を受け、信長のいる部屋に向かうと、既に息の無い信勝が横たわっているのを目にしたのです。

清洲城
清洲城

一方の信長は、広間にいました。

そこへ、土田御前が無言でやってきて、信長の前に現れます。

信長は土田御前に詫びますが、弟を手にかけ尾張を手に入れて満足かと問われます。

そして、土田御前は、この先何をよすがに生きたら良いのかと悲嘆に暮れるのです。

すると信長は、自分も母の子なのに、何故疎まれるのかと、今まで感じていた本音を吐露します。

土田御前は、信長に大事にしていた小鳥を殺されたり、茶器を割られことを持ち出して、信長に大切なものを壊され、傷つけられたと言うのです。

そして、信長がいるだけで心がざわつき、信勝に癒されていたのだと悲痛な顔をし、弟だけでなく母も殺したのだと涙するのでした。

母・土田御前の悲痛は訴えに、信長は一粒の涙を流しました。

帰蝶の元へ戻った信長は、母に突き放され、悲しみに暮れていました。

仕方なく弟を滅ぼした信長は、父、弟、母を失ったと落胆するのでした。

足利義輝と三好長慶の和解

同年11月、近江の朽木に逃げ延びていた将軍・足利義輝(向井理さん)は、三好長慶(山路和弘さん)と和解しました。

足利義輝は、三好長慶らの争いに巻き込まれ、近江に身を潜めていたのです。

三好長慶は、5年ぶりに京へ戻った足利義輝に、相国寺にて謁見して平伏し、刀、反物、酒など豪華な品を贈ります。

将軍あっての京であり、首をながくして待っていたと三好長慶は、礼儀正しく言うのです。

しかし、足利義輝の表情はさえません。

足利義輝の側近・細川藤孝(眞島秀和さん)、三淵藤英(谷原章介さん)は、心配そうに状況を見守っていました。

足利義輝の帰京を喜ぶ光秀

その頃、越前の明智光秀(十兵衛)(長谷川博己さん)は、子供達に読み書きや論語を教えていました。

斎藤道三が亡くなって2年の月日が経っていましたが、禄を受けず牢人していたのです。

光秀が教えると読み書きだけでなく、礼儀作法も身に就くと評判になっていました。

称念寺の和尚は、光秀を寺に呼んで、子供達に教えてもらおうと提案します。

称念寺(しょうねんじ)
光秀ゆかりの寺・称念寺

そんな時、光秀は朝倉義景(ユースケ・サンタマリアさん)に呼ばれて、朝倉館に向かいました。

朝倉義景は、京に戻った将軍・足利義輝に鷹を献上する為、光秀を使者にしようと考えたのです。

以前、光秀が京に行った際、足利義輝にお目通りしていて、義輝の側近とも懇意にしている為、使者にはうってつけでした。

京に戻った足利義輝は、大名らに上洛し挨拶に来るように書状を出していたのです。

朝倉義景の元にも届きましたが、義景は上洛する気はありませんでした。

足利義輝と三好長慶の和睦は、一時的なもので、また直ぐ対立すると義景は考えていた為です。

面倒なことに巻き込まれたくない義景は、光秀に鷹を献上させて、様子を探らせつつ静観しようと思ったのです。

朝倉義景から話を聞いた光秀は、とても喜んでいました。

足利義輝程の立派な志を持った将軍が京に戻ったとなれば、京の情勢が良くなっているのではないかと期待した為です。

家屋に戻った光秀は、使者の件を嬉しそうに妻・煕子(木村文乃さん)に話します。

すると、煕子からも懐妊したとの嬉しい報告がありました。

光秀は母・牧(石川さゆりさん)に報告し、喜びを噛みしめ、京へ旅立ったのでした。

能の鑑賞に誘われる明智光秀

明智光秀は、京の相国寺に到着しました。

足利義輝は不在でしたが細川藤孝三淵藤英らの出迎えを受けます。

細川藤孝に朝倉家に光秀の取り成し依頼の書状を送ってくれたお礼も伝え、義景が丹念に育てたという鷹を渡します。

鷹
鷹(イメージ像)

細川藤孝らは、光秀との再会に喜びつつ、朝倉義景が上洛しなかったことを残念に思いました。

というのは、足利義輝が京に居なかった間に、色んな争いが起きていました。

その争いを鎮めるために上洛を求めましたが、殆どの大名は応じず、室町幕府を再始動しずらい状況だったのです。

そんな中ですが、織田信長は、間もなく上洛する予定になっていました。

足利義輝は公家の二条家に招かれ、能を鑑賞する予定があるそうです。

三淵藤英らもお供としてついていくので、光秀も一緒に行かないかと藤英に提案されます。

すると間もなく、相国寺の戸口へやってきた義輝と光秀は、9年ぶりの再会を果たしたのです。

最後に義輝に会ったのは、織田家と今川家の和議のとりなしを要請した、近江の朽木です。

久しぶりの再会にも関わらず、義輝は光秀のことを覚えていました。

足利義輝は時が経てば人は変わるが、能はいつ観ても胸を打つと言い、能の魅力を光秀に説き鑑賞を勧めると二条家へ向かいました。

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二条家にて斎藤義龍(高政)と再会

二条の館に到着した光秀は、細川藤孝と三淵藤英と共に歩いていました。

光秀は、足利義輝が以前と変わらない様子で、安心したことを細川藤孝に伝えます。

ですが藤孝の顔は曇っていて、何か言いたそうにしていましたが、三淵藤英に制され口をつぐむのです。

そんな矢先、光秀は視線を感じ目をやると、斎藤義龍(高政)(伊藤英明さん)が家臣を引き連れ、歩いていました。

光秀に気がついた義龍(高政)は、納得いかない様子で睨み付けます。

すると光秀も負けじと睨みかえし、不穏な空気が漂っていました。

義龍(高政)は通り過ぎましたが、光秀は、以前、義龍(高政)から、次あったら滅ぼす旨の予告をされていたことを思い出します。

一方の細川藤孝、三淵藤英共に、斎藤義龍(高政)の姿を見て、驚きます。

細川藤孝は、光秀と斎藤義龍(高政)が対立していることを知っていましたが、上洛したばかりの義龍(高政)が、まさかこの席いるとは思っていなかったと光秀に釈明しました。

また、斎藤高政は義龍と名乗り、官位を授かり、事実上、美濃の主となったそうです。

能舞台が始まり、客席は足利義輝を中心に、公家や斎藤義龍(高政)も並んで鑑賞しています。

上演中、義輝のお供の藤孝、藤英、光秀も能を鑑賞していましたが、光秀と義龍(高政)は、お互いが気になり、横目で追うなど様子をうかがっているのでした。

信長襲撃計画の噂

能が終わり、光秀は藤孝と二人で話していました。

細川藤孝の情報によると、斎藤義龍(高政)が、これから上洛予定の織田信長の命を狙っているという噂があると言うのです。

将軍のお膝元・京で物騒な噂を聞き、光秀は驚きますが、義輝に取り計らってもらえないかと藤孝に打診します。

すると藤孝は、今の義輝にはその力はなく、事実上、力を持っているのは三好長慶だと言います。

それでも何とかしようとする光秀を見て、藤孝は不思議に思い問います。

光秀は聖徳寺で信長に会った時のことを思い出し、簡単に死なせたくないという思いを口にします。

それを聞いた藤孝は、事実上、京を治めている松永久秀(吉田鋼太郎さん)に相談することを提案しました。

松永久秀の取り成し

翌日、光秀は松永久秀の宿所を訪ねます。

元気そうな光秀の姿を見て喜んだ松永久秀は、美濃で起きた内戦で、尊敬する齋藤道三が亡くなったことに哀悼の意を表します。

光秀が三好長慶と松永久秀の危機を救った連歌会依頼の再会ですので、11年もの月日が流れていたのです。

そなたには、借りがあるという久秀に、光秀は丁重な姿勢で借りを返して欲しい旨を伝えました。

その頃、上洛途中の織田信長を怪しげな人物が、コッソリ見ていました。

斎藤義龍(高政)の宿所を松永久秀が訪ねました。

松永久秀は、折角、足利義輝が京に戻ってきたのに、京に不穏な動きがあると話を切り出します。

そして、強者ぞろいの斎藤家に力添えを願うのです。

織田信長を誰かが狙っていると久秀は言いますが、斎藤義龍(高政)は知らぬふりをしています。

斎藤家は近いうちに将軍家の要職に就くことになっていて、京の平和を守るのも役目であると久秀は言いました。

斎藤義龍(高政)は無言でしたが、交渉から戻った久秀は、光秀に成功した旨を伝えました。

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光秀と義龍(高政)の別れ

深く頭を下げる光秀に久秀は、義龍(高政)が呼んでいると伝言するのでした。

光秀は目を丸くし驚き、怪訝そうな顔をしますが、義龍(高政)の元へ向かいます。

二人で面会し、第一声で、松永久秀を担ぐとは考えたなと嫌みを言われました。

義龍(高政)の誰に聞いたかという問いに対し、無言の光秀ですが、遅かれ早かれ討ち取る考えを義龍(高政)は示します。

義龍(高政)と敵対したばかりに、牢人の身に成り果てた光秀を義龍は冷笑しますが、意外な言葉を口にするのです。

「美濃を大きく豊な国にする」為に、義龍(高政)に再度仕え、手助けをして欲しいというのです。

しかし、光秀はアッサリ断り、何故かと義龍(高政)に問います。

義龍(高政)は、弟や父に手をかけ血を沢山流したと言い、家臣は自身を恐れ従うものの、何を考えているか分からないのだと打ち明けました。

そして義龍(高政)は、悔いていると言えば仕えるか?と光秀に問い、どうしても仕えて欲しい態度を取ります。

それでも、光秀は頑として義龍(高政)に仕えようとしません。

義龍(高政)は、光秀に何がしたいのかと問います。

漠然としていて光秀にはまだ分からないものの、道三に言われた「大きな国」をつくりたいのだと夢のような目標を話します。

義龍(高政)は、「大きな国…父上」が…と言い、目を潤ませませるのです。

美濃より大きな国と聞き、義龍(高政)は光秀を家臣にすることを諦め「さらばだ」と言うのでした。

2年後、病により義龍(高政)は没します。

旧友と永久の別れになりました。

信長が謁見し足利義輝の非力さが露になる

3日後、織田信長は将軍・足利義輝に謁見し、尾張の平定を報告しました。

しかし、斎藤義龍(高政)と今川義元が手を組み、尾張に侵攻する構えであると言います。

無益な戦は万民の為にならないとし、義輝から兵を引くように命じて欲しいと願い出ました。

アッサリと了承した足利義輝ですが、自ら命じるのではなく、今川より高い官職を授けるという対応でした。

織田信長だけでなく、細川藤孝、三淵藤英も、一瞬怪訝そうな顔をしました。

それで今川が諦めるか不安そうな信長に、義輝は管領家の一族や有力大名のみがなれる将軍家の相伴衆になれば良いと提案するのでした。

しかし、家臣らは義輝の意見が言えず、光秀も何も言えませんでした。

足利義輝自身も対応が不十分であることは、理解していたようですが、今の自分にはこの位のことしか出来ないのだと言うのです。

尾張へと帰ろうとする信長を、通路で光秀が声をかけます。

相伴衆になっても、今川義元は諦めないだろうという見立ては、信長も光秀も同じでした。

今川は尾張に侵攻し、出城を築こうとしているのだと信長は焦りますが、義輝が苦しい立場であることも理解しているようです。

今の世はどこか可笑しいと光秀に言い残すと、尾張が心配だと足早に戻って行きました。

織田信長に興味を持つ松永久秀

場面は変わって、光秀は松永久秀と話していました。

先ほど信長が立ち寄り、尾張と摂津を取りかえて欲しいと願い出てきたというのです。

尾張は敵が多く戦いにうんざりしたことと、堺で商いをして交易をしたいという理由だと言います。

松永久秀なら容易いと信長は考えたようです。

しかし、摂津は久秀の主君・三好長慶が治める国で、そんなことは不可能だと言います。

松永久秀は、信長の言葉が本気か戯言か分からず奇妙に思うものの、ただのうつけ者ではないと感じていました。

光秀が斎藤道三が信長を気にいっていた話をすると、道三を尊敬している久秀は信長に興味を持ちます。

また、信長が足利義輝に謁見したものの、ガッカリしたようだと久秀は言います。

若い義輝が、5年ぶり京へ戻ってきたのだと久秀は同情するのです。

光秀は義輝が京に戻ったことで、世が平らかになると期待していましたが、大名の争いの仲立ちも出来ない将軍に驚いたようです。

誰が、武士を束ねるのだろうかと疑問を言いますが、久秀も分からないと返すだけでした。

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麒麟がくる19話の感想

信長は疎み、信勝ばかりを可愛がったという土田御前、母の愛に飢えたことが信長の人格形成に影響したのかなと思いました。

信長は跡取りとして幼い頃に親元から離れていますので、親元にいる弟を可愛がるのは珍しい話ではないと思いますが。

時は実力主義の戦国時代。

足利義輝は将軍という高い地位にいながら力はなく、事実上の支配者は三好長慶や松永久秀だったという、不甲斐ないが滲んでいましたね。

将軍としての品格を保ちつつ、微妙な立ち位置であったことを伝える名演技に思いました。

濃いめの共演者が多い中でも、存在感を発揮している足利義輝。

最期の時が近いように思いますが、剣豪将軍として大立ち回りは見れるのでしょうか。

麒麟がくる19話で一番印象に残ったのは、斎藤義龍です。

病気で没しなければ、信長の天下統一の妨げになった可能性もある位、優秀だったとも云われています。

麒麟がくるでは、光秀に未練がある様子で、信頼できるのは光秀だけだったということでしょうか。

戦国時代とはいえ、父や弟二人を討ち果たすのは悲しいなと思っていたので、涙する義龍を見れて良かったです。

義龍は、父の「大きな国」の話は、初耳だったようですね。

道三のいう誰も手出しが出来ない「大きな国」とは、太平な世を築くという意味でしょうか。

戦の無い世をつくる「麒麟」の話と通じているように思います。

光秀と義龍は、これが今生の別れかなと、薄々感じましたが、義龍の病死が知らされて寂しくなりました。

私は史実上の斎藤義龍はあまり好きではありませんが、伊藤義龍が見れて良かったです。

参考・引用・出典一覧
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