織田シナモン信長の9話のあらすじ、感想 寒さ、毒親、洋風茶器の話

織田シナモン信長の9話のあらすじ、感想記事です。

今回は、寒い日の戦について、千利休、松永久秀の茶器の話、織田信長の子供の幼名の話など歴史小ネタが多い回でした。

また、コタツで丸くなるシナモン、焼き芋にかぶりついたり、丸々太り過ぎたり、可愛さに癒される回でもありました。

目次

犬(シナモン)だって寒い

ある冬の日、シナモン(織田信長)は、家の庭にいます。

犬は毛皮で覆われているとはいえ、犬だって寒いからと市子に家に入れてもらい、ヒーターで暖まります。

シナモンはヒーター、エアコン、コタツは現代の三大発明だけれど、暖かさが気持ち良く人をダメにすると思いました。

戦国時代にあったら出陣の妨げになったかもしれないと考えながら、織田信長だった頃を思い出します。

戦国時代の冬の戦は大変で、寒さで亡くなってしまいそうな時は、お酒を飲んで体を温めてから進軍したそうです。

そのまま勢いで戦に勝こともあれば、凍え死んでしまったこともあると、戦国の過酷さを思い出します。

現代ではその心配はないと、コタツでみかんを食べながら、散歩もパスして丸くなっていました。

焼き芋は美味しくても炎は怖い

ある日、トモちゃん、アイちゃんに市子の自宅へ来てもらい、市子と三人で庭掃除をし、落ち葉を集めていました。

この庭掃除のご褒美は、本願寺世良(セーラ)が持ってきてくれる、サツマイモで作る焼き芋だそうです。

サツマイモの到着を心待ちにしていると、本願寺世良と共にやって来た三津秀人が、シナモンに抱き着きます。

一方の本願寺世良は、焼き芋を作るには40分かかると市子達に説明し、その間に焼きマシュマロを作って待っていようと提案します。

市子は焼きマシュマロが美味しくて嬉しそうですが、シナモンは炎を見ると本能寺の変を思い出すと言います。

火が怖いと怯えているシナモンを三津秀人が慰めますが、明智光秀と秀人が瓜二つな為、シナモンは誰のせいで火が怖くなったと思っているんだと心の中で叫ぶのでした。

そこへ、焼き芋が出来上がり、皆で喜んで食べます。

市子とシナモンのダイエット

ある日、市子の自宅のコタツで、トモちゃん、アイちゃんと宿題をしています。

宿題しながら、クッキーやお煎餅が止まらない市子に、トモちゃん、アイちゃんから太ったねと指摘をされてしまいます。

どうやら、インフルエンザ予防の為、栄養補給をしていたら太ってしまったそうで、シナモン共々、丸々としていました。

市子のダイエットを決意させる為、トモちゃんは、太った市子をミツヒデさん(三津秀人)が見たら、何て思うかと市子の恋心に訴えます。

その言葉で決心した市子は、短期間(一瞬)で5キロのダイエットに成功し、シナモンもいつもの体形に戻っていました。

リバウンド防止の為に、白米の代わりに玄米にするという置き換えダイエットをし、市子、シナモンは玄米を食べます。

この玄米、シナモンには懐かしい味です。

白米は江戸時代からで、戦国時代は玄米を食べていた為です。

トモちゃん、アイちゃんも一緒にご飯をご馳走になって、トモちゃんから市子に食べ過ぎなように釘を刺されるのでした。

洋風茶器に魅了されるシナモン

ある日、市子ママが結婚記念に購入したという洋風茶器(カップ&ソーサー)を出していました。

織田信長は、茶器が好きで有名な戦国武将です。

シナモンは、お洒落なカップ&ソーサーに興奮し、ひっくり返って手足をばたつかせ欲しがります。

そこでまた、織田信長だったころの茶器にまつわる話を思い出します。

茶人として有名な千利休のことや、松永久秀という戦国武将でありながら茶人でもあった人物についてです。

松永久秀が織田信長を裏切った時、信長が欲しがっていた九十九茄子(つくもなす)の茶器を献上し、許されたと言います。

九十九茄子は当時1000貫の価値があったともいわれ、現在の価値にすると約8000万円もの大金になるそうです。

しかし、シナモンは現代のような煌びやかな茶器(カップ&ソーサー)があったら、九十九茄子で松永久秀を許すことはなかったと思っていました。

茶器は人を狂わす物と、欲しそうに眺めていると市子ママが、少し欠けているソーサーがあったとシナモンにあげます。

ソーサーの美しさに酔いしれながら、牛乳を飲むシナモンでした。

信長は毒親!?幼名のつけ方が酷い

ある日、シナモンはラッキー(武田信玄)、ブー(伊達政宗)と毒親について話し合います。

ラッキー(武田信玄)は、息子の勝頼を評価している自分は、毒親ではないと言います。

武田家の領土は勝頼の代が一番広かったというラッキー(武田信玄)に、でも武田は滅びたよなとブー(伊達政宗)に指摘されます。

それは、タチの悪い隣国(織田信長のこと)が攻めてきたからだと反論するラッキー(武田信玄)の言葉に、戦国のならいだとシナモンは言います。

そして、ブー(伊達政宗)に子供に変わった名前を付けたシナモン(織田信長)こそ、毒親ではないかと言われます。

シナモンは織田信長だった頃、息子達につけた幼名について、側室達に困惑されたことを思い出していました。

3月7日生まれの子供に三七、双子の子供に大洞(おおぼら)、小洞(こぼら)、九男にはという幼名を付け、うけ狙いで名前を付けているのではないかと側室たちに献言されます。

ですが、信長の後継ぎ予定の嫡男に、奇妙な丸と書いて奇妙丸にした時は、家臣から称賛されたと言い、個性的で良いと冷や汗をかきながら、側室達に訴えるのでした。

場面は現代に戻り、ブー(伊達政宗)とラッキー(武田信玄)から名前が酷いと毒親決定と言われます。

やっぱり、うけ狙いで子供に名前を付けたのは、まずかったかなとシナモンは言います。

織田シナモン信長の9話の感想

今回も可愛いシナモン達に癒されました。

特に丸々と太ったシナモンは、可愛いかったと思いました。

確かに犬は毛皮の分、寒さに強そうですが、それでも寒いですよね。

コタツで丸くなって、みかんを食べるシナモン、人間みたいですね。

今回も歴史小ネタの多い回でしたが、松永久秀の茶器の話は有名ですね。

織田シナモン信長にも、松永久秀が転生したホイップが出てきますので、より馴染みがあるかもしれません。

織田シナモン信長では、裏切を許してもらう為に、九十九茄子を献上したことになっていましたが、史実上では、織田信長の事実上の家臣になる際に九十九茄子を差し出し、後に裏切った時は、城と引き換えに許されています。

それにしても、茶道具に8000万円とは驚きですね。

詳しくは、松永久秀の記事を書いていますので、興味あればご覧くださいね。

松永久秀は織田信長を裏切り茶器と共に亡くなった!?

また、戦国最強と言われた武田家ですが、信玄の息子・勝頼の代で大名としての武田家は滅んでしまいます。

なので、厳しい意見もある勝頼ですが、アニメの中とはいえ、父・信玄に評価してもらえたのは、良かったなと思いました。

織田信長の子供の幼名は、変わった幼名が多いですね。

何故、その名前にしたのか聞いてみたいです。

うけ狙いだったのか!?と思った所で終了しました。

また、信長の次男・信雄は茶筅丸(ちゃせんまる)という幼名ですが、茶筅(ちゃせん)はお茶を混ぜる道具で、若い頃の織田信長が茶筅のような奇抜な髪型(茶筅髷)をしていたことで知られています。

画像茶筅
茶筅

何故、名前に付けたのでしょうか。

織田信長自身の髪型も茶筅髷にしていた位なので、カッコイイとか思っていたのでしょうか。

これもまた、不思議な名前だと思います。

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