織田シナモン信長8話のあらすじ、感想 ブーとラッキーのグルメ対決

織田シナモン信長アニメ8話のあらすじ、感想を書いています。

8話は、ブー(伊達政宗)とラッキー(武田信玄)のグルメ対決がメインです。

凍り豆腐について、伊達巻と信玄餅はどちらが美味しいかなど、転生した犬達がほのぼのと相まみえています。

また、謙信が信玄に塩を送った話なども出てきます。

目次

ブー(伊達政宗)とラッキー(武田信玄)はグルメ

アニメの8話目は、シナモン(織田信長)が織田信長だった頃の話から始まります。

信長は薄味の京料理に満足できず、甘じょっぱい味付けが好きでした。

その後シナモンは、いつものドックランに行き、チャーリー(黒田官兵衛)、ブー(伊達政宗)、ラッキー(武田信玄)と京料理が口に合わなかったとう話をします。

その話を可笑しそうに聞いているブー(伊達政宗)ラッキー(武田信玄)は、グルメだったと言い戦国武将だった頃を回想します。

ブー(伊達政宗)は自ら料理を作ったり、伊達家のおせち料理は60品目もあったこと、凍り豆腐を考えたのも自身だと言います。

それに対し、ラッキー(武田信玄)も負けてないという感じで、ほうとう、信玄塩辛、凍り豆腐を考案したと言います。

誇らしげなブー(伊達政宗)とラッキー(武田信玄)ですが、凍り豆腐が被っていることに気が付き、考案者は自分だと火花を散らします。

戦国武将はこの世に未練を残す!?

ある日、市子とシナモンは、自宅でホラー映画を見た後に、明日から雨だから運動の為に、夜ですが散歩に出かけます。

ホラー映画の後の散歩は、何だか怖いと怯えていると、牛乳を買いに行く途中だと言う三津秀人に会います。

夜道は危ないからと三津秀人に言われ、市子は一緒に歩いています。

そこで、幽霊の話になりますが、三津秀人は生きている人間の方が怖いと言います。

そして、武田信玄や伊達政宗は、幽霊として出ると聞いたことがあるという三津秀人の発言にシナモンは驚き、あいつらは今犬だと心の中で叫びます。

戦国武将は未練が強そうだという三津秀人。

その言葉を聞いた市子は、織田信長も出るかもしれないですね、近くにいたらどうしようと言うと、シナモンがワシはここだと心で叫ぶのでした。

凍り豆腐を考案したのはブー?ラッキー?

場面は変わり、市子とシナモンが散歩をしていると、アイちゃんとブー(伊達政宗)に会います。

ブー(伊達政宗)はシナモンに、凍り豆腐を考案したのはオレで嘘はついていないと言います。

まだその話にこだわっていたのか、どちらでも良いと言うシナモンですが、ブー(伊達政宗)は納得できません。

シナモンは、チャーリー(黒田官兵衛)が旅番組で入手した情報を、ブー(伊達政宗)に教えます。

寒い地域なら外に豆腐を出しておくだけで、どこでも凍り豆腐が出来るから、どっちが先に考案したか競うのはナンセンスだそうです。

それでもブー(伊達政宗)は、ラッキー(武田信玄)があっちこっちで、先に考案したのは自分で、ブーはパクリだと言いふらされたと不満気です。

塩を送った話は嘘!?

ある日シナモンは、チャーリー(黒田官兵衛)、マルタロウ(真田幸村)、ラッキー(武田信玄)とドックランで、戦国時代の頃の話をしています。

武田家の領地は海が無く塩が生産できません。

ですが戦によって、武田家が塩止めにあい困っていると、敵対していた上杉謙信が信玄に塩を送って助けてくれた話です。

ところがラッキー(武田信玄)は、塩を送ってもらっていないと発言し、一同驚愕します。

ラッキー(武田信玄)が塩止めになった経緯は、一方的に今川氏との同盟を破棄した武田に対する報復措置で、今川、北条が手を組み実行したと説明しているとジュリアン(上杉謙信)が現れました。

ジュリアン(上杉謙信)の口から真実が語られると思った武将達(犬)ですが、ジュリアンは、武田の領民が苦しむと思い何もしなかったと言います。

どうやら、上杉と武田は、元々塩の交易をしていて、今川、北条から武田に塩を送らないよう書状が届いたそうですが、それを無視して何もしなかったというのが真相だと言います。

その上、交易から得られる経済的な面を考慮して、塩止めに参加しなかったという理由もありそうです。

結果的に助かった武田信玄ですが、上杉謙信が歴史に美化されているのが気にいらないと不満気です。

そして、ジュリアン(上杉謙信)は内心、武田、今川、北条が三つ巴になって、お互いにつぶし合い、滅んでくれることを期待していたと言います。

その言葉にショックを受けるラッキー(武田信玄)でした。

新入社員の愚痴を聞くシナモン

ある日、シナモンは公園で市子の帰りを待っていました。

すると横にあったベンチにサラリーマンが座り、シナモンに仕事の愚痴を言い始めます。

新入社員だというサラリーマンの学生のような言葉に、シナモンは呆れます。

サラリーマンは、犬が羨ましく思え「犬に生まれ変わりたいぜ」と言い残し、去って行きました。

シナモンは、織田信長だった頃、「来世は犬畜生まで落ちるか・・・」といい自害したら、本当に犬(シナモン)に生まれ変わった経験があります。

なので、そのサラリーマンが、犬に生まれ変わる確率が上がったと言います。

そこに、お菓子を沢山買った市子が戻ってきます。

伊達巻と信玄餅はどっちが美味しい?

場面はドックラン、ブー(伊達政宗)とラッキー(武田信玄)は、伊達巻信玄餅どちらが美味しいかで喧嘩しています。

譲れないことがあり、戦うのは漢(おとこ)の性。

その様子を、シナモンとチャーリー(黒田官兵衛)が、見つめています。

伊達巻は、女子に人気のあるおせち料理だと言うブー(伊達政宗)。

一方のラッキー(武田信玄)も信玄餅は、人気のあるお土産だと言います。

しかし、ブー(伊達政宗)は伊達巻、ラッキー(武田信玄)は信玄餅を食べたことがなく、美味しいというのは想像で、結局自身の名前が付いているから好きなようです。

伊達巻は政宗巻きではないので、伊達家の子孫であっても伊達巻、でも信玄餅は武田信玄を指しているなどと言い合い、喧嘩しながら8話目は終わりました。

織田シナモン信長8話の感想

8話はシナモンは聞き役という感じで、ブー(伊達政宗)とラッキー(武田信玄)が主役並みでした。

凍り豆腐は、別名で高野豆腐、凍み豆腐(しみどうふ)とも言われて、豆腐を凍結させて作る物だそうです。

伊達政宗、武田信玄ともに開発したとする説があるようですが、確かな史料は確認できていないそうです。

また、高野豆腐は高野山で作られたものなので…アニメにあったように、誰が先に作ったという話はナンセンスなのかなと思います。

いずれにしても、マニアックな史実に則していて、興味深く思いました。

また、前世ではブー(伊達政宗)とラッキー(武田信玄)は、調理場に立っていたとのことで、意外な感じがしますが、当時、男性が調理することは珍しくなかったそうです。

また、「敵に塩を送る」は故事になっているので、知っている方も多いと思います。

故事の元になった、塩止めの経緯はアニメの通りで、困っている信玄に、宿敵・謙信が塩を送って助けた美談になっています。

ですが、実際は塩は送ってないと云われています。

アニメの通り、元々、塩の交易していたとも、ビジネスチャンスとして高値で売ったとも云われています。

アニメを見ながら、実際こんな感じだったかもしれないと思って見てました。

上杉謙信と武田信玄は、川中島の戦いという戦を12年間に渡り繰り広げていますが、信玄は跡取りの勝頼に謙信を頼って領土を維持するよう臨終間際に遺言しています。

宿敵でありながらも、信頼できる人物と見込んでいたようです。

なので、ジュリアン(上杉謙信)の滅ぶことを期待していた発言は、ブー(伊達政宗)にはショックだったかなと思いました。

今回こそ、新たな武将が出てくるか期待しましたが、出てきませんでした。

ほのぼのした犬達の姿、でも歴史小ネタ満載な回でしたね。

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