織田シナモン信長、テレビアニメの11話のあらすじ、感想を書いています。
もし、戦国時代にSNSがあったら便利だった!?
織田信長もシナモンも相撲が好き。
リス(明智光秀)に近づく鳩、鳩は誰が転生した姿なのか?などの回です。
戦国時代にSNSがあったら
ある日、市子、トモちゃん、アイちゃんは、SNSを楽しんでいます。
市子は、シナモンの可愛い写真をSNSにあげて、「いいね」が入ったと嬉しそうに話しています。
その様子をシナモン(信長)、ラッキー(武田信玄)、ブー(伊達政宗)、マルタロウ(真田幸村)、ジュリアン(上杉謙信)が眺めていて、SNSの話になります。
シナモン(織田信長)は、ワシらの時代にSNSがあったら、重宝しただろうと言います。
シナモン(織田信長)は、織田信長の家臣団名の「次男以下軍団」というグループラインを作り、出陣時刻を一度で知らせられると空想します。
武田信玄は、信玄の隠し湯で知られた武将、ラッキー(武田信玄は)、「#いい湯」とハッシュタグ付けた「温泉発見」ツイートを想像しています。
ブー(伊達政宗)ジやジュリアン(上杉謙信)も、それぞれSNSを楽しんでいる様子を空想しています。
和気あいあいとする中、チャーリー(黒田官兵衛)は冷静に分析し、シナモン達はSNSの恐ろしさを知らないと厳しい表情をします。
チャーリー(黒田官兵衛)は、もし戦国時代にSNSがあったら、軍議について秘密情報が洩れる恐れがあるなど、問題は日常的に起こるだろうと危惧します。
ネットリテラシーは低く、自己顕示欲の強い戦国武将は炎上し、SNSに向いていないだろうと考え、戦国時代にSNSが無くて良かったと考えるのでした。
味付けのリクエスト
市子は、トモちゃん、アイちゃんと歩いていると、昨夜の晩御飯での出来事を思いだします。
塩コショウで味付けしたシンプルな鶏もも肉のソテーがメインディッシュだったそうですが、市子のパパ上が「タレかかってないんだ。オレ甘じょっぱいのが好きなんだよね。」とママ上に言います。
その言葉を聞いた市子とシナモンは固まります。
ママ上は、それなら食べなくて良いとパパ上に言い、殺伐とした空気になります。
そこで、市子に目で合図されたシナモンは、一肌脱ごうと思い、コロッと転がって笑顔で左右にコロコロします。
パパ上とママ上は、シナモンが何をしているか分かりませんでしたが、市子が気を使ったシナモンが、唯一の面白いギャグをしていると説明します。
シナモンに癒されたパパ上とママ上は、無事に仲直りをし、ワシが転がれば夫婦の仲も円満だと、シナモンは思うのでした。
その話を聞いたトモちゃん、アイちゃん、アイちゃんの犬・ブー(伊達政宗)は、感心します。
シナモンは、当然であると言い、織田信長だった頃の話をブー(伊達政宗)に話します。
今回のパパ上のような場合は、料理を褒めてから、「こんなに塩味が上手なら、甘じょっぱい味も食べてみたいのである」と言い、おかわりもお願いして、今回の塩味の料理も沢山食べれば、門が立たないと言います。
シナモンの気配りに感心するブー(伊達政宗)に、20人の側室がいたからなとシナモンは明るく言います。
ですが、実は気配り、目配りに苦労していたようで、苦労を思い出したシナモンの目には、涙が溢れていました。
シナモンは相撲好き
場面は変わりシナモンは家の中、黒い板(テレビ)と小さい板(リモコン)を使えば、お楽しみタイム、転生した犬達はテレビが大好きだと言います。
中でもシナモンが一番好きなのは、相撲観戦とのことで、楽しんで観ていました。
織田信長だった頃も相撲好きであったことを思い出しながら楽しんでいたところ、市子に番組を変えられてしまいます。
もしかしたら、シナモンは相撲を楽しんでいたかもと思った市子は、番組を相撲にもどしますが、丁度終わってしまったところでした。
市子は相撲好きなシナモンを見て、シナモンは、男の人が好きな犬なのかもしれないと思いました。
そこで、男の人が沢山出演している「お兄さんズラブ」というドラマを、シナモンに見せてあげます。
どうやら、市子はアイちゃんに「お兄さんズラブ」を勧められたようです。
戦国時代は、衆道(男色)は、珍しいことではなかったとシナモンは思っていました。
一方の市子は、アイちゃんから、三津秀人と本願寺世良(セーラ)は、男色ではないかと言われたことをシナモンに話しました。
ですが市子は、「絶対にない」と怖い顔と声で言い、シナモンを怖がらせます。
でも、ミツヒデさん(三津秀人)が好きなのは、シナモンだもんねといつもの市子に戻りました。
シナモンにどんぐりを埋めるリス
場面は変わって、三津秀人の部屋。
三津秀人と、どんぐりをかじるリス(明智光秀)がいます。
すると、以前リスが置いたどんぐりから、芽が生えていることに気が付き、グングン育ったら部屋が森のようになると、三津秀人とリスは喜びテンションが上がります。
その後、三津秀人とリスが外出すると、市子とシナモンに会います。
いつも通り三津秀人はシナモンに抱き着き、その後リス(明智光秀)は、シナモン(織田信長)の頭の上にチョコンと乗ります。
リス(明智光秀)は、これは前世ならば肩車だろうかと罪悪感を感じながらも、信長様のことが好きだから、いじめたくなると言います。
意外と自分はドSだと思うリスですが、明智光秀の頃は、顔が良いだけの真面目な人間だったと振り返ります。
融通が利かず、信長から反感を買ったこともあるけれど、今はだれもリスが明智光秀とは知らない。
自由の身だと言い、どんぐりを口から出すと、シナモン(織田信長)の頭に埋め込もうとします。
前世では出来ない暴挙であるとリスは喜び、シナモンはくすぐったいが、無邪気な生き物のすることだと流します。
鳩に転生した大田牛一
自由なリスも悪くないとリスが生き生きしていると、どこかから控えるように言う声が聞こえてきます。
声がする上を見上げると、鳩(大田牛一)がいました。
大田牛一は、織田信長の家臣で、信長の伝記を書いた人物。
最初は和牛に転生したもののシナモン達に食べられ、次はカメムシに転生したらリス(明智光秀)に亡き者され、アリに転生したらシナモンに食べられてしまいました。
何度でも生まれ変わって信長様にお仕えするという鳩(大田牛一)、ついに翼を手に入れたと喜びます。
鳩は謀反人と蔑むリス(明智光秀)に、何度も非業の死を遂げているのだから、身体に気を付けるように忠告されます。
謀反人に言われたくないと興奮し過ぎた鳩(大田牛一)は、心不全に陥り「必ず生まれ変わってお傍に」と言いながら、命尽きてしまいました。
犬小屋だって城
ある日、シナモンは犬小屋が無くなっていることに気が付き、城(犬小屋)が無くなったとショックを受け、コロコロ転がります。
シナモンは、部屋飼いなので、使っていない犬小屋を処分したと言うママ上。
ママ上と市子は、庭が広くなってシナモンが喜んでいると勘違いしています。
シナモンは、ママ上と市子の察しの悪さに驚きながらも、城は富みと権力の象徴であると、織田信長の頃に5つの城に移り住んだことを思いだします。
信長が生まれた那古野城、徳川家康と同盟を結んだ清州城、小牧山城と岐阜城を経て、当時の最高技術で石垣の上に築城した安土城と思いを馳せます。
富みと権力のあった織田信長だからこそ出来たと誇らしげなシナモン。
なので、犬になっても城(犬小屋)献上は、嬉しかったと犬小屋を貰った時のことを、思い出していました。
それなのに、城(犬小屋)を取られたとガッカリしていると、市子がその様子に気が付き、ママ上は新しい犬小屋を買ってくれると言いました。
それを聞いて喜んだシナモン。
いざ、犬小屋を買っておらうと、折りたためて持ち運べるからとテント型の犬小屋でした。
ペラペラっな犬小屋だとシナモンは思い、見た目を重視して欲しかったと涙ぐむのでした。
織田シナモン信長11話の感想
犬(戦国武将)達が、戦国時代にSNSがあったら便利だったと思いを膨らませている場面は、ほのぼのとして面白かったです。
チャーリー(黒田官兵衛)の言う通り、シナモン達が使ったら、炎上して大変なことになっていたでしょうね。
冷徹なイメージのある織田信長ですが、豊臣秀吉の妻のねねに秀吉の愚痴をこぼされています。
これは5話でも登場しましたが、信長はねねの愚痴を受け止めて、励ましながらも上手く諭します。
織田信長が気配りが出来るという話は、ここからきているのかなと思い見てました。
本当に側室にあそこまで気を使っていたから、面白いですね。
武芸者を見つける意図もあったようですが、史実上の織田信長も、相撲が大好きだったそうですね。
大田牛一が書いた『信長公記』に、織田信長が相撲大会した記録が何度も出てきます。
また、一説には土俵を考案したのは、織田信長であるとも云われていますが…史実の可能性は低くそうです。
豊臣秀吉も相撲を観戦した記録もありますが、もっと前に生きた源頼朝も相撲好きという…、凄い歴史のあるスポーツだなと思います。
またしても大田牛一が、転生して登場しましたね。
今回もリス(明智光秀)との絡み、大好きな信長様を亡き物にして許せないという感じでしょうか。
また、リス(明智光秀)は、6話で謀反は起こしていない、本能寺の変は、誰かにはめられたようなことを言っていましたね。
その黒幕の続きが気になりますが、あと1回しかアニメの放送は無いので、進展は無いでしょうか。
犬達のほのぼのとした姿も良いですが、物語の続きが知りたいですね。
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