織田シナモン信長のテレビアニメの4話のあらすじ、感想、詳細な「ネタバレ」を書いています。
有名戦国武将が記憶のあるまま犬に転生し、ドックランで談笑する姿は和まされます。
今回はマルタロウ(真田幸村)が登場し、更に賑やかになります。
雨音で戦いを思い出す
梅雨のある雨の日、シナモン(信長)は織田信長だった頃、桶狭間の戦い、長篠の戦、本能寺の変など、命運のかかる戦は梅雨の時期だったと思い出しています。
雨だと散歩に行けないシナモン、雨が続いたので、市子はシナモンにレインコートを着せて散歩に連れていきます。
ある日、シナモンは、また織田信長だった頃を思い出しています。
味噌味が好きだった信長は焼き味噌という、現代でいうB級グルメが好きだったようです。
そして、しょっぱいのが大好きで、薄味の料理人を打ち首にしようとしたと振り返ります。
思い出してお腹が減ったシナモンは、市子におねだりし、「現代焼き味噌」とシナモンが名付けた餌を食べます。
その餌は、見た目は焼き味噌で、味は肉のようだと喜んで食べるシナモンでした。
真田マルタロウ幸村が現れる
ドックランでシナモンは、ブー(伊達政宗)、ジュリアン(上杉謙信)、ラッキー(武田信玄)と戦国武将・真田幸村の話をしています。
真田幸村とは、負け戦と分かりながら豊臣家に味方し、徳川家康をあと一歩で討ち取るところまで追い詰めたことで有名な名将です。
また幸村は、真田昌幸の次男ですが、真田昌幸は武田信玄の家臣でした。
ラッキー(武田信玄)には身近に感じる人物になりますが、「真田昌幸はワシの家来だったぞッ」と得意げに言います。
それでも世代が違うため、ジュリアン(上杉謙信)、は会ったことがないと話しています。
和気あいあいと話していますが、ブー(伊達政宗)は何か衝撃があったようで元気がありません。
ブー(伊達政宗)は、真田幸村が転生した犬に会ったそうですが、イメージと違いすぎてショックを受けている様子です。
伊達政宗と真田幸村は、道明寺の戦いで対戦したことで有名ですが、現代でもゲームの中で永遠のライバルとして描かれているそうで、思いれがあるようです。
真田幸村の思い描いていた姿との違いに、ひっくり返り駄々こねるブー(伊達政宗)。
すると、どこからか、犬の笑い声が聞こえてきました。
その犬こそ、真田幸村が転生した犬、真田マルタロウ幸村でした。
マルタロウ(真田幸村)は、ブー(伊達政宗)に駆け寄り、ジュリアン(上杉謙信)、シナモン、ラッキー(武田信玄)に挨拶します。
マルタロウ(真田幸村)は、あまりに失礼な犬でした。
何故かブー(伊達政宗)が犬達に、失礼な奴だ、不愉快だと怒られます。
剣刀演舞の「伊達組」
ある日、テレビでハロウィンのことが放送されています。
それを見たシナモンは、オシャレな武将が兜のデザインを凝っていたことを思い出しています。
戦国武将の兜は凝っている物が多く角がついていたり、文字を掲げていたり兜は個性の出るものです。
そんな中、市子が今年はシナモンにハロウィン用の衣装があると言い、シナモンにカボチャの衣装を着せます。
少しマヌケな恰好のシナモン、その独特な市子のセンスはシナモンを驚かせます。
ある日、市子はシナモンを連れ、友人とクラスメイトのアイちゃんの自宅へ遊びに行きます。
アイちゃんは、ブー(伊達政宗)の飼い主でした。
ブー(伊達政宗)の散歩は、母に任せているため、市子たちも知らなかったそうです。
3人は、剣刀演舞(けんとうえんぶ)というミュージカルの鑑賞会をするといい、楽しそうにDVDを見ます。
イケメンが名刀に扮して踊る、、今人気というミュージカルです。
アイちゃんは、剣刀演舞が好きで朝、昼、晩鑑賞しているそうで、ペラペラと熱く語ります。
その姿をシナモン、ブーは、リスト教の布教活動に似て見えるようです。
剣刀演舞の見どころは、「伊達組」だといい、伊達政宗が所有していた刀の物語だといいます。
伊達政宗が所有していた刀の名前をしたイケメンが歌い踊っています。
まるで、伊達政宗の解説と宣伝を兼ねているような歌です。
啞然とするシナモン、嬉しくて満足そうなブー、市子たちはイケメンにウットリしています。
アイちゃんは、感動のあまり号泣して、その姿に市子たちは流石に引いています
伊達政宗が大好き過ぎて、毎日、朝、昼、晩、こうだとブーは言い、言葉を失うシナモンでした。
あらすじ④三津秀人に彼女!?
ドックランで、人間と楽しそうに話すマルタロウ(真田幸村)。
その様子をシナモン、ブー(伊達政宗)、ラッキー(武田信玄)、ジュリアン(上杉謙信)は気に入らないという感じで見ています。
ワシらとは格が違うというラッキー(武田信玄)。
甲斐、信濃、駿河を治めた武田信玄、越中、越後を手中に収めた上杉謙信、奥州で大大名となった伊達政宗、天下統一目前だったシナモン、彼らは戦国を代表する実績を持つ面々です。
一方の真田幸村は、信州上田城の城主・真田昌幸の次男坊、次男なので後継ぎでもないと蔑みます。
比べるまでもないと話していますが、ブー(伊達政宗)は真田幸村の活躍を皆に伝えます。
ブー以外は、幸村が名を馳せる前に亡くなっているためです。
そこへ、マルタロウ(真田幸村)が現れて、余りに僕が(人間に)モテモテだから、ひがんで悪口言っている、年寄は嫌だな惨めだなと言います。
その言葉で、一人マルタロウを擁護していたブー(伊達政宗)を含めた皆が、やはり嫌いだとカチンとくるのでした。
その後、公園のベンチで市子は、思い人の三津秀人を待ち伏せます。
そこへ、特売の牛乳を買い込んだ帰りという三津秀人が偶然通ります。
いつもヨレヨレのシャツを着た三津秀人ですが、今日のシャツはパリッとしています。
「セーラ」という人がアイロンをかけてくれたそうです。
市子は、セーラとは彼女なのか、何なのか気になります。
ですが、セーラから電話があり、メシができたからと帰ってしまいます。
三津秀人は帰り際に、今度、犬用の牛乳を買っておくねとシナモンに話しかけ、シナモンに挨拶して帰りました。
恋が始まる前に終わったのかと落ち込む市子、日の本一の男を見つけてやると心で慰めるシナモンでした。
織田シナモン信長アニメ4話の感想
今回も歴史の豆知識がありましたね。
料理人の話は信長のエピソードとして伝わっています。
織田信長は上洛した際に、三好家の料理人を捕らえ料理を作らせたところ、薄味が信長には不味く思えて、打ち首にしようとしたそうです。
しかし、もう一度作らせて欲しいという料理人の願いを聞き入れ、二回目に作った料理は美味しく、その料理人を召し抱えたそうです。
料理人は、三好家や公家好みの上品な味から、田舎者が好きそうな濃い味にしただけというエピソードです。
料理が薄い味なだけで打ち首とは怖いですね。
その怖い信長が、こんなに可愛い柴犬になっているのは、面白く癒されます。
また今回は、真田幸村が登場しましたね。
真田幸村は、有名で人気のある戦国武将ですから、どこかで出てくると思っていましたが、現代でいうところKYな犬という感じですね。
負け戦と分かりながら、父の遺志を継承し、死に所を求めるように戦い、砕け散った幸村。
そのイメージからは程遠い、小生意気なコーギーとは意外でした。
史実上の真田幸村は、間接的にですが伊達政宗にも恩義があります。
勇猛な武将とはいえ幸村も親ですので、子供の身を案じます。
大坂夏の陣で豊臣方として参戦し、命が尽きるのが分かっていたので、伊達政宗の重臣・片倉小十郎に娘や次男を託します。
伊達家は徳川方ですので、敵になりますが、片倉小十郎は受け入れます。
また、主君・伊達政宗は、敵である真田幸村の子供を匿うことを認めました。
そして、片倉小十郎は無事に子供たちを生き延びさせ、真田幸村の期待に見事に応えます。
なので、片倉小十郎本人ではないとはいえ、伊達政宗にあの態度はビックリですね。
三津秀人の方は、「セーラ」が女性かはわかりませんが、市子は脈なしという感じですね。
シナモンに興味あるだけで、市子のことはシナモンの飼い主としか思っていなそうですよね…。
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