織田信長は、現代の犬に生まれ変わって(転生)いたという斬新な設定の「織田シナモン信長」。
テレビ放送でアニメ化された3話目のあらすじ、感想記事で、詳細な「ネタバレ」を含んでいます。
第3話のあらすじ①桶狭間の戦い・・再び!?
ある日、シナモン(信長)の飼い主・市子とトモちゃんは、シナモンを連れてバーゲンに行きました。
バーゲンという名の戦だと思っているにシナモン(信長)。
現代の戦に驚きます。
帰り道、沢山洋服を購入し、嬉しそうな市子とトモちゃんですが、市子は、シナモン(信長)の洋服を購入しなかったことを後悔します。
市子は、シナモン(信長)の洋服も購入したいと言い、一人で追加の買い物をしに戻ります。
公園のベンチで市子の帰りを待つシナモン(信長)とトモちゃん、その間にギルバート(今川義元)に会い話をします。
今川義元といえば、織田信長より格上と見なされていた頃、兵力の差があったのにもかかわらず、不利な信長軍に打ち取られた人物です(桶狭間の戦い)。
シナモン(信長)が、桶狭間の件は恨んでいるか、ギルバート(今川義元)に聞きます。
ギルバート(今川義元)は昔のことは気にしてないようで、今の暮らしが気に入っているようです。
犬に満足するギルバート、どうやらとてもセレブな生活をしているようです。
そして、ギルバート(今川義元)には、セレブ感漂う嫁・リリィがいることを知り、シナモンはボーゼンとしています。
リリィは、マリー・アントワネット(王女)が転生したミニチュアダックスフンドです。
そのような中、シナモン(信長)の服を購入した市子が戻ってきます。
シナモン(信長)を想う市子の姿に、ワシの為に…ワシは幸せ者と感動するシナモン。
しかし、市子が買ってきたシナモン(信長)の洋服はなかなか斬新でした。
シナモンに着せてみますが、服を見たトモちゃんに趣味を疑われます。
シナモンは、着ぐるみのような服を着せられ、その上、シナモンの頭が食べられているように見えるデザインに啞然とするシナモンでした。
3話のあらすじ②大田牛一現れる!?
ある日、ドックラン主催のバーベキューに参加する市子とシナモン(信長)。
ジュリアン(上杉謙信)、ラッキー(武田信玄)、ブー(伊達政宗)、ギルバート(今川義元)、リリィ(マリー・アントワネット)の姿もあります。
豪華なお肉に喜ぶ飼い主と犬たち。
その豪華な牛肉を差し入れたのは、ギルバート(今川義元)の飼い主で、「知り合いの太田牧場のブランド牛」だと言います。
一方、シナモン(信長)は火を見つめていました。
火を見ると本能寺の変を思い出すと言い、戦国時代の話になります。
また炎を見ていると本能寺の変を思い出すだけでなく、トイレに行きたくなるシナモン(信長)。
本能寺の変というより、比叡山延暦寺の焼き討ちによる祟りではないかと転生した犬達に指摘されます。
比叡山延暦寺の焼き討ちとは、寺院を僧侶など人もろとも焼いてしまった出来事です。
織田信長の悪行として語られることのある、残忍な出来事ですが、シナモン(信長)は驚きの発言をします。
比叡山延暦寺の焼き討ちを、実は行っていないとシナモン(信長)は言います。
犬達は信じ難そうです。
ですが、比叡山の焼き討ちが本当に嘘ならば、一体何故、嘘のことが史実とされているのだろうと話し合います。
そして、「太田牛一」の書いた『信長公記』(しんちょうこうき)が原因ではないかという話になります。
太田牛一とは実在した人物で、『信長公記』という信長の記録を書き、大変貴重な史料とされています。
信長の生涯を知る上で参考にされている『信長公記』。
織田信長の比叡山延暦寺の焼き討ちについても記載がありますが、シナモン(信長)はこの事実を否定しています。
シナモン(信長)いわく、ギュウちゃん(大田牛一)は、織田信長のことが大好きだったとのこと。
なのに、何故、焼き討ちしたなどと書かれているのか謎が残ります。
そして、お肉のお替りをもってきた市子、「大田牧場のブランド牛だって」とシナモン(信長)に言います。
シナモン(信長)は「太田」と「牛」から、まさか大田牛一が牛に生まれ変わり、バーベキュー肉にされた姿かと一瞬考えます。
そんな時、「お久しぶりです。大田牛一です。」
と大田牛一の幽霊が、シナモン(信長)に挨拶します。
牛に転生した大田牛一は、今生でも信長に仕えたいと思っていたところ、心ならずもバーベキュー肉になってしまったそうです。
ですが、シナモン(信長)は、大田牛一に気が付かず牛肉を食べ、大田牛一の姿も無くなってしまいました。
3話のあらすじ③明智光秀の正体は!?
画面は変わって、また本能寺の変のテレビが放送されています。
どうやら戦国ブームなので、本能寺の変について放送される機会が多いようです。
ドックランでシナモン(信長)は、ジュリアン(上杉謙信)、ラッキー(武田信玄)と本能寺の変について話しています。
最近、光秀に同情的な意見多いと不満そうなシナモン(信長)。
織田信長には、ブラック上司のイメージがあるからではないかと言うジュリアン(上杉謙信)。
なので、無茶苦茶な信長にこき使われる光秀というイメージになり、サラリーマンが同情しいているのではないかとラッキー(武田信玄)も言います。
そして、ジュリアン(上杉謙信)やラッキー(武田信玄)に、シナモン(信長)殿は前世にこだわりすぎ、今は犬と受け入れるべきと指摘されます。
ブー(伊達政宗)殿のように犬として楽しもうと言い、ブーと一緒にサッカーに遊びます。
そこに「三津秀人」(みつ ひでと)が近づき、シナモン(信長)に嬉しそうに抱きつきます。
三津秀人のあだ名は「ミツヒデ」で、シナモン(信長)は明智光秀が転生した人間ではないかと疑問を持っています。
三津秀人の好きなものは、牛乳と柴犬(シナモン)、見た目は明智光秀にソックリという人物です。
迷惑そうなシナモン(信長)、三津秀人の肩の上に乗っているシマリスと目が合い、シマリスが「ペコッ」とシナモンに挨拶します。
「なんぞ、挨拶するりすとは」と驚くシナモン(信長)ですが、この町では何でもありかと気にしていない様子。
飼い主の三津秀人は、生前のシマリスに似ていたので、縁を感じ自ら望んでペットになったそう。
「はじめまして。シマリスに生まれ変わった明智光秀でございます。」と心の中で?言うシマリス。
なんと!明智光秀が転生したのは、三津秀人ではなくペットのシマリスでした。
シマリスは、438年ぶりで嬉しくてつい挨拶をしてしまった。
まずかったかなと気にするシマリス。
サッカーするシナモン(信長)を横目に、シマリスは、信長さまは謀反人は明智光秀と決めつけておる。
私が明智光秀とはくれぐれも内緒ですよと心の中で言います。
遊び終えて帰宅途中のシナモン(信長)。
犬として生きる、犬として生きるしかないけど、織田信長という前世も変えられないと考えながら歩いていました。
織田シナモン信長 3話の感想
史実上では今川義元を討ち取ったことで、名を轟かせ、世の中から一目置かれるようになった織田信長。
今川義元が討ち取られたことは、当時はもの凄い衝撃だったそうです。
あの今川義元と織田信長が、犬になって交流している、しかも今川義元は恨んでいないという展開に面白く見ていました。
しかも、義元らしくセレブな犬。
奥さんのリリィ(マリー・アントワネット)が、現代のギルバート(今川義元)の評価が低いと嘆いていました。
私もそう思っていて、義元は「海道一の弓取り」といわれた名将なのに、最後が大軍を率いて負けてしまったので、残念なイメージがついてしまっている。
いずれ、大河ドラマの主役になれば再評価されそうですが…。
ギルバート(今川義元)自身は、気にせず犬として幸せな様子で和ませてくれましたね。
織田シナモン信長のタイトルが「桶狭間の戦い再び・・であるか?」になっていましたが全くでしたね。
そして、大田牛一が本当に牛になって、しかもシナモン達に食べられたとは意外でした。
てっきり牛乳好きな三津秀人が大田牛一が転生した姿だと思っていましたので…。
食べられてしまい、早々にいなくなった大田牛一ですが、3度目の転生はあるのでしょうか?
この一瞬の登場で終わり…という可能性もありますね。
そして、なにより明智光秀の正体がシマリスだったことには驚きましたね。
三津秀人は、何かありそうでしたが、本人には何もないのかもしれませんね。
しかも、シマリス(明智光秀)は、謀反を起こしてなさそうでしたので、本能寺の変の黒幕は誰だろうかと面白くなってきました。
今回は色々あり、濃い内容に思いました。
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